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アルゲリッチさま、2回目のすみだホールでの、コンサートも聴衆を陶酔と興奮の
渦に引き込んだようです

1回目は、ショパンとラヴェルのコンチェルト アンコールはラヴェル3楽章とショパンの『マズルカ』

2回目はシューマンとラヴェルのコンチェルト アンコールはラヴェル3楽章とシューマンの『見知らぬ国』『夢のもつれ』

アンコールのコーディネートも素敵ですね。しかも貴重なソロ演奏で


今回のコンサートを聴かれた方々が羨ましいです。リハーサルを聴けての印象は、

情熱溢れるスタイルに、より柔らかみのあるエレガントな音色が加わり、深み増されていました。

また、時折、強調される内声は、まさにホロヴィッツら、黄金時代のロマンティックピアニストの伝統も!!

演奏中のアルゲリッチを目にしながら、グルダミケランジェリマガロフといった、今は亡き巨匠たちに教えを受けた方なのだな、と偉大な系譜がふと浮かびました。


今回のアルゲリッチ来日の、注目度の凄まじさは、意外なところでも実感しました。

私のブログのアクセス数が、前回の更新後、普段の3倍以上に膨れ上がっていたのです(笑)


日本に大きな感動与えてくれた、アルゲリッチの再来日を祈るばかりです。

叶うならばラフマニノフ3番コンチェルトの再演も



アルゲリッチファンにお薦めの写真集です。 我がレッスン室の神棚にもあります

今回のコンサートを聴いている人がいますよ。
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アルゲリッチ ポスター
ベルギーの街角で見た、巨大コンサートポスター


ピアノ界、音楽界で絶大な存在である、マルタ・アルゲリッチ


ショパン、シューマン、ラヴェルのピアノ協奏曲を、3曲も演奏するため来日中で話題になっていますね。

今日は、知人のご好意で、本番前のリハーサルを幸運にも聴かせて頂くことが出来ました。


これまで、随分とアルゲリッチのコンサートを聴いてきました。パリで聴いた、プロコフィエフ第3番コンチェルトは、強烈に記憶に残っています。

また、留学中の恩師が、アルゲリッチと親交が深かったため、バックステージで一言ご挨拶できる機会もありました。


私の、最も魅かれるピアニストの一人です。

人を引き込むオーラと、人間としての溢れる魅力が、驚異的な演奏を一層引き立てているのでしょうね。

今日のリハーサルでは、演奏はもちろん、本番に向けて念入りに仕上げていく姿勢も、強く印象に残りました。

リハが終わっても、一人舞台に残って、練習するアルゲリッチのショパンを耳にしながら、ホールを後に。


今夜のアンコールは、ラヴェルのコンチェルトの3楽章に加え、なんと、ソロでショパンのマズルカだったそうです。

聴きたかったなぁ

しかし、未だ、興奮が治まりません。 知人には、大感謝です!!。

 



写真はロビーのモニュメント ピアノはどこにいったのでしょう?(笑)



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神戸も、冷え込んできました。駅ホームから、六甲山を眺めると、すっかり紅葉が色づいていました。

今日は、お弁当で、「焼きそばめし」を初めて食べました。

神戸の長田の鉄板焼屋で発祥した、B級グルメだそうです。

焼きそばと、ご飯?!とおもいきや、これが結構おいしいかったです。

B級グルメグランプリが今年も話題となりましたが、音楽にもB級作品といわれている、これまた
「クセ」になってしまう曲が色々とあります。

以前に、ピアニストの友人宅で行われた、”B級作品を楽しむ会”にて、あまり知られていないが、 何度も聴いてみたくなる名秘曲を、まとめて聴かせてもらいました。彼の貴重なコレクションは素晴らしいです!

ロシア大指揮者のスヴェトラーノフ作曲による、ド演歌調の、ピアノ協奏曲や、昼ドラチックで、ちょっと恥ずかしくなるババジャニアンの名作の数々、時折、大笑いしてしまうほど楽しんだものです。


その中で、涙をこぼしそうになる、美しい調べも流れはじめました。

それは、パデレフスキー作曲のピアノ協奏曲の第2楽章です

限りなく透明感あふれるメロディーと叙情性。甘いムード漂うハーモニー。ドラマティックな展開。

映画の感動のシーンに、ぴったりな曲です


パデレフスキーは、ご存知のように、ショパンのパデレフスキー版で有名ですね。

大ピアニストであり、ポーランドの初代首相にまでなったという、とてつもない人物でした。

あの、ホロヴィッツは、自宅の壁に、パデレフスキーサインの入った、写真を飾り、
「彼は白馬に乗った騎士のように高貴で、英雄的存在でした。」と語っています。


パデレフスキーは、ソナタや、交響曲、オペラまでも作曲していますが、演奏されることは、ほとんどないですね。

私も、『ノクターン』を演奏したことがあるくらいです。

最も知られている小品は、『ト長調のメヌエット』が、発表会でも親しまれていると思います。


このピアノ協奏曲は、野心家でもありながら、ピュアな心をもったパデレフスキーを映し出しているかのようです。

ちょっぴり切なくなる、この季節にぴったりな1曲ですよ、是非聴いてみてください。

                ↓
パデレフスキー ピアノ協奏曲 2楽章(YouTubeへ)


演奏は、今年亡くなった、”永遠のダンディー”こと、アール・ワイルドです。



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秋が深まり、朝は冷えてきましたね。みなさん、体調管理に気をつけてください。

丸ビルコンサートで、素晴らしいヴァイオリンの音色を聞いてきました。

特に、巨匠ヤシャ・ハイフェッツ編曲によるマニュエル・ポンセの『エストレリータ(小さいな星)』の美しさに、うっとりさせられました。

私が最も好きなヴァイオリン編曲です。JASCHA HEIFETZ PLAYS - ESTRELLITA (youtube♪)

原曲は、メキシコの作曲家、ポンセの歌曲です。ポンセはピアノソロ版も作曲していますが、ハイフェッツによる編曲は、この曲の感傷的で情熱的な魅力を、ぐっと膨らましています

メキシコでは、ポピュラアレンジでとっても親しまれているようです。

ヴァイオリンと会話するような、ピアノ伴奏は本当に官能的!まるでゴドフスキーのように!


ハイフェッツは、”完璧を誇る”名ヴャイオリニストですが、ピアノの腕前も相当なものでした。

ピアノを演奏するハイフェッツを聴くと、こんな素敵な、ピアノ伴奏を作り上げたのも納得させられます。

ポピュラソングをなんともお洒落な歌わせ方に、キュンとさせられます。

もしかするとピアノのためのオリジナル作品も存在するのでしょうね? 是非聴いてみたいものです


Heifetz plays When You Make Love To Me (Don't Make Believe)



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大学での同級生で友人である智内威雄さんが、母校で講座をされるというので行ってきました。

講座のテーマーは「左手のための演奏法と作品の解釈。」

智内さんは、東京音大卒業後、ユンディー・リーなども学んだ名門、ドイツ国立ハノーバー音楽大学へ留学された、才能豊かなピアニストです。

現在は、関西を拠点に、積極的に演奏活動をされ、テレビなどのメディアでも取り上げられています。


留学中、智内さんは、ジストニアという難病を発症してしまい、両手での演奏が、困難となってしまいました。

ジストニアは、脳が誤作動を起こす病気で、手に出ると、指の巻き込みを起こしたり硬直してしまいます。

シューマンやスクリャービン、レオン・フライシャーなど、多くの音楽家を悩ましてきました。

特に、ピアニストは、動かなくなった指をかばったりして練習してしまい、それが悪化への大きな原因となってしまいます。

もし、そのような症状が出たら、必ず弾くのを止めて専門医に診察してもらわなければなりません。


智内さんは、ドイツでリハビリに専念し、不屈の精神で「左手のピアニスト」として再起されました。

指が、動かなくなることは、ピアニストにとって、過酷な現実ですが、それを乗り越えた精神力の強さは、彼の人柄からも感じます。

チャレンジ精神旺盛で、いつも前向きに実現したい夢を、活き活きと語ってくれます。

今回の講座では、左手の作品で最も有名な、スクリャービンの「前奏曲と夜想曲」をはじめ、ゴドフスキーの「詩的なワルツ」吉松隆のタビオラ幻景ライネッケの「ソナタ」などを演奏されました。

そして、曲間に、左手の作品の特徴や、演奏法、ペダリングについてをレクチャーしてくれました。


左手のための作品は、十分な脱力で、楽器自体を響かせれないと、一本の手では、貧素で平たんな演奏となってしまいます。

それは、左手だけでなく、両手の演奏にも欠かせないポイントで、とても興味深かったです。

両手の演奏では、気づかなかったり、不十分なテクニックを、左手の作品から学べるのではと、考えました。


智内さんは、今後、左手の作品をさらに発掘し、伝承させていきたいと、演奏をyoutubeでも披露していく企画をされています。

さらに、ジストニアについての正しい知識を日本に、広げていく活動もしていくそうです。

HPでは、コンサートやCD情報、ジストニアについて知ることが出来ます。ブログでは、音楽や日々についての呟きを楽しませてくれますよ。智内さんのHPはhttp://tchinai.net/

智内さんの演奏から、左手の作品の魅力と可能性が、心にまっすぐ響きました。



左手の作品では、ゴドフスキーの「宝石のワルツ」が、私のお気に入りです。
今日もありがとうございます。
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