上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



元旦に届いた、60枚入りのボックスCD『ブラームス作品全集』を聴き始めています。

開封してみると、ずらっと並ぶ紙ジャケットのCDに気合が入ります(笑)

レーベルは格安ながら、貴重な音源で定評のブリリアント。

モンポウや、ガーシュウインの自作自演集、ラフマニノフの歌曲全集は、こんな安くていいの?と思ってしまう有難いレベールです。


このブラームス作品全集の、『ピアノソナタ第2番、第3番』では私がベルギーで師事した
アラン・ヴァイス氏の演奏が収録されています

雄大でヴィルトゥオーゾ、そしてロマン溢れる美音。アラン先生の演奏でしか聴くことのできない
ブラームスです。

ソナタ3番は、先生にレッスンして頂いた思い出の曲です。ほぼ全楽章をある日のレッスンで弾いて
くださったときは、興奮がおさまらず、楽譜を忘れて帰ってしまったことがありました。

再び圧倒されました。

この一枚のCDが目的で、60枚ものCDを買ったのですが、ブラームスの全作品を聴ける喜びも沸きます。1日1枚で60日間

『ピアノ協奏曲第1番、第2番』は、先生の友人であるカリン・レヒナーセルジオ・ティエンポのお姉さん)の演奏で収録されていました。「彼女のブラームスは素晴らしい!」と言われていたので楽しみです。

さらに、有名な、『ハンガリー舞曲集』は、ピアノ連弾版、ピアノ独奏版、オーケストラ版も入った徹底振り。

ワルツ集もピアノ連弾版と独奏版。

ピアノ作品では、あまり演奏されることのない、『二つのサラバンドやガボット、セレナーデ』。

ブラームスの珍しいピアノ編曲による『ショパンのエチュードP25-2』、『シューベルトの即興曲Op90-2』、『バッハのヴァイオリンソナタより』、『ウェーバーのソナタ終楽章』、などと盛りだくさんです。

ブラームス編のショパンは、髭をたくわえたショパンのようで面白いですよ。

なお、『51の練習曲集』は収録されていません。観賞用とは言える作品ではないので、省かれたのかもしれません。ナクソスから発売されているこの練習曲集は、一枚のCDでのトラック番号が80超えです(笑)


これから、まだ聴いたことのない、多くの教会合唱曲や歌曲もじっくり聴いてみたいと思います。

ブラームスにどっぷりつかってみたい方にお薦めですよ ☆☆☆☆☆

Jブラームス:作品大全集 (60CD)Amazon.co.jp

HMVでは完売となっていますが、全曲目リストを見ることができますよ。こちらです。

ちなみにアラン氏は同レーベルから、アルカンのピアノ作品集(2枚組)も出しています。
アルカンは、ショパンやリストを魅了させたフランスの作曲家です。
アルカン:ピアノ作品集(2枚組)Amazon.co.jp


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ(プロピアニスト)へ
にほんブログ村



スポンサーサイト
20100301040357
アラン・ヴァイス先生のリサイタルin東京を堪能してきました

チャイニーズ衣装での、アラン氏ワールド全開のプログラムでの素晴らしいリサイタルでした。(先生の奥様は中国の方です)

前半はアラン氏が教えをうけたユダヤ系アメリカ人のD.エイブラムズの作品にはじまり、氏がもっとも影響を受けたセイパートンの編曲によるガーシュイン。氏のアルカンの作品集CDにも収録している独奏ピアノのための交響曲。濃かったです(笑)

前半の目玉である、アルカンはあまりに超絶技巧を要する曲なので、演奏される機会が極めて少ないのです。豪快な爆音とPPの幅が広く、ピアノがオーケストラ化していました。この巨大な作品を登り上がっていく演奏を息を呑んで聴いている観客の様子も印象的でした。

休憩中、会場販売されているアラン氏のアルカン作品集CDを買い求める群集。よほど音楽マニアでないと手にしないだろう、アルカンにもかかわらず!珍しくも嬉しい光景でした。結局、完売したそうです。

後半のショパンのソナタ第3番が氏の魅力が一番発揮されていました。個性的な内声の強調、や即興的に付け加えられた装飾音は、まさにショパン、リストの時代から始まりホロヴィッツらまでのロマン派のピアニストたちの系譜を色濃く受け継いでいるスタイル。「ザ.ラストロマンティック」です。3楽章は夢心地で、本当に美しかったです。

アンコールはアラン氏編曲による>タレガの「アルハンブラの思い出」原曲はギターの作品です。巨匠セゴビアにギターも学んだ、氏ならでは。ぐっときました。

アラン氏の編曲にはムソルグスキーの「展覧会の絵」などもあります。とっても独創的な編曲です。年内にも演奏を披露することが出来ればと準備しています。

演奏会後に開かれたサイン会が終わるのを待ち、興奮冷めぬまま久しぶりの再会
エネルギーを沢山頂きました!先生の演奏をまた聴けることを楽しみにしたいです。

武蔵野市民会館、今後も興味深いコンサートが続いています。要チェックです。

本日のプログラム

D.エイブラムズ:歌劇「フィデリオ」フロレスタンのアリアの主題による変奏曲
        :4つのシェイクスピアのソネット
ガーシュイン(D.セイバートン編曲):ベスよ、お前はおれのもの~歌劇「ボギーとベス」より
アルカン:独奏ピアノのための交響曲(短調による12の練習曲)
J.S.バッハ(Aヴァイス編曲):前奏曲とフーガ 二短調BWV539 
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調op.58
20100301035217
明日はいよいよ待ちに待った日が来ます。

私の留学時代の恩師である、アラン・ヴァイス(Alan・Weiss)氏のリサイタルが、武蔵野市民会館で行われます。

ここでこのリサイタルのご紹介をしたかったのですが、はやくにチケット完売してしまったので機会を逃してしまいました。実は私も獲り逃していました・・・。武蔵野市民会館での演奏会はどれも人気のようですね、以前ここで聴いたのはラローチャでした。

アラン氏は、別府のアルゲリッチ音楽祭での、マスタークラスとコンサートで何度か来日されています。今回は東京でようやく聴くことが出来ます。

アラン氏は今年60歳になるニューヨーク生まれ。ルドルフ・フェルクスニーや、デビッド・セイパートン(チェルカスキーやボレットの師)などに教えを受けています。ピアニスト黄金時代の演奏家らのスタイルの流れを汲む、数少ない個性的なピアニストです。今回のリサイタルのチラシには、最後の「ロマンティックピアニスト」の見出しも。

氏の友人であるアルゲリッチやマイスキー、ギトリスとの共演も豊富です。

アラン氏のベルギーのご自宅での毎回のレッスンは、強烈なエネルギーに満ち、圧倒の連続でした。興奮のあまり楽譜やマフラーなど忘れて帰ってしまったことが多々あるほど。時には、先生のお薦めの演奏家のCDを一緒に聴き、何がこの演奏家を素晴らしくさせてるのかを、目を輝かせながら話してくれる楽しいレッスンでもありました。物真似演奏がまた上手い!(笑)

 「常にピアニストにだけなるのではなく、音楽家になりなさい!」と言われた言葉が心に残っています。

アラン氏から多くの教えを受けた、セルジオ・ティエンポは「アランは何よりも音楽を教えてくれた。」と自身のドキュメンタリー映像の中で語っています。

今回は、ショパン生誕200周年にふさわしく、最も得意としているアルカンとショパンの作品が中心となっています。さらにアラン編曲のバッハの作品や、師であるセイパートン編曲のガーシュインまで

先生のリサイタルを聴けるのは4年前のブリュッセル以来です

今夜は早く寝ることにします(笑)

ALAN WEISS
アラン・ヴァイス氏のHP
http://www.alanweiss.be/
演奏も聴く事が出来ます。氏の採譜した、ホロヴィッツ編曲のリスト「ラコッツィーマーチ」も!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
現在の閲覧者数: