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浜離宮朝日ホールで行われた、江口玲さんのピアノリサイタルを聴いてきました。

ショパン生誕200年で様々なコンサートが行われている中、江口玲さんならではの、とてもユニークで楽しいショパンコンサートでした。

ショパンのポロネーズマズルカをテーマに、トークを交えて演奏されました。

ピアノは1900年初頭のスタインウェイ。美しいボディーと、歴史の香りある響きでした。


オープニングに、ポーランド国歌である、「ドンブロフスキのマズルカ」のショパン編曲が演奏されました。

残されているショパンの自筆譜の数小節のスケッチから、江口さんが復元されたものです。

ショパンは編曲を好みまなかったようですが、愛国心強いショパンにとって「国歌」の編曲は特別なものだったのでしょう。

7歳で作曲された最初のポロネーズト短調の前に演奏された、オギニスキ作曲のポロネーズ「祖国への別れ」は、ポーランドの悲しい過去とともにあった作品であることを知りました。また、ショパンの原点ともいえる作品です。

ショパンは自身のポロネーズを作曲し始めるにあたり、恐らくオギニスキのポロネーズもモデルにしたのではと、興味深かったです。

江口さんの演奏に合わせ、実際にポロネーズが踊られるというサプライズまでも!


後半も、ショパンにまつわる貴重な作品が演奏されました。

中でも、ローズ・マリーブラウンによる即興曲バラードには、ぞくぞくしました。

音楽教育をまったく受けてないローズ・マリーブラウン。しかし、様々な作曲家の霊を自分に乗り移らせて、作曲するというミステリーな人物です。まさに”Xファイル”な作曲家?!なのです。

あのグレン・グールドローズの作品を絶賛したようです。

私が登録しているピアノMLで以前に話題になっていたので、とても楽しみにしていました。

不思議なほど、ショパンの雰囲気ある作風でした。音楽教育を受けていない人がこのような曲を作るには、やはり降霊・・・

プログラムの最後には、ショパンが亡くなる直前まで書き進めた、マズルカで閉めくくられました。


ポーランドの民族舞踊の要素が濃い、ポロネーズ・マズルカは、日本人にとって縁遠いジャンルかもしれませんが、自国にないリズムだけに、特に惹きつけられます。

江口さんの、素晴らしい演奏。とても分かりやすく楽しい解説。綿密なプログラミング。

どれをとっても、本当に満喫することが出来たリサイタルでした

私が採譜したホロヴィッツ編曲「アメリカ国歌」が収録されている、江口さんのCDにサインをして頂き、会場をあとにしました。

明日は、オギニスキのポロネーズ「祖国への別れ」を弾いて、ショパンの練習を開始してみようと思います。


ショパンのお墓には、いつもお花が添えられていました、ラブレターまでも!
今日もありがとうございます。
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