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大学での同級生で友人である智内威雄さんが、母校で講座をされるというので行ってきました。

講座のテーマーは「左手のための演奏法と作品の解釈。」

智内さんは、東京音大卒業後、ユンディー・リーなども学んだ名門、ドイツ国立ハノーバー音楽大学へ留学された、才能豊かなピアニストです。

現在は、関西を拠点に、積極的に演奏活動をされ、テレビなどのメディアでも取り上げられています。


留学中、智内さんは、ジストニアという難病を発症してしまい、両手での演奏が、困難となってしまいました。

ジストニアは、脳が誤作動を起こす病気で、手に出ると、指の巻き込みを起こしたり硬直してしまいます。

シューマンやスクリャービン、レオン・フライシャーなど、多くの音楽家を悩ましてきました。

特に、ピアニストは、動かなくなった指をかばったりして練習してしまい、それが悪化への大きな原因となってしまいます。

もし、そのような症状が出たら、必ず弾くのを止めて専門医に診察してもらわなければなりません。


智内さんは、ドイツでリハビリに専念し、不屈の精神で「左手のピアニスト」として再起されました。

指が、動かなくなることは、ピアニストにとって、過酷な現実ですが、それを乗り越えた精神力の強さは、彼の人柄からも感じます。

チャレンジ精神旺盛で、いつも前向きに実現したい夢を、活き活きと語ってくれます。

今回の講座では、左手の作品で最も有名な、スクリャービンの「前奏曲と夜想曲」をはじめ、ゴドフスキーの「詩的なワルツ」吉松隆のタビオラ幻景ライネッケの「ソナタ」などを演奏されました。

そして、曲間に、左手の作品の特徴や、演奏法、ペダリングについてをレクチャーしてくれました。


左手のための作品は、十分な脱力で、楽器自体を響かせれないと、一本の手では、貧素で平たんな演奏となってしまいます。

それは、左手だけでなく、両手の演奏にも欠かせないポイントで、とても興味深かったです。

両手の演奏では、気づかなかったり、不十分なテクニックを、左手の作品から学べるのではと、考えました。


智内さんは、今後、左手の作品をさらに発掘し、伝承させていきたいと、演奏をyoutubeでも披露していく企画をされています。

さらに、ジストニアについての正しい知識を日本に、広げていく活動もしていくそうです。

HPでは、コンサートやCD情報、ジストニアについて知ることが出来ます。ブログでは、音楽や日々についての呟きを楽しませてくれますよ。智内さんのHPはhttp://tchinai.net/

智内さんの演奏から、左手の作品の魅力と可能性が、心にまっすぐ響きました。



左手の作品では、ゴドフスキーの「宝石のワルツ」が、私のお気に入りです。
今日もありがとうございます。
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